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オクトゴナル(8角形)の陶器生産と同じ時期に造られたという12角形の器類は、19世紀中葉の貴族趣味が色濃い陶器のひとつであります。造りのシャープさが彫刻的といっても良いほどの独特な雰囲気を持つ陶器として、フランスの焼き物の中でも都会的な洗練性を持ち合わせた代表格と言えます。当時ほんの一時期にしか生産されなかった写真のオーバル皿は、小振りなサイズで29cm × 21cm。 経年の末の枯れ具合は象牙色に変色した白釉、そしてシミやキズなどに程よく現れていて、それでも当時の優雅さを宿しつつなんとも好ましいコンディションであります。オクトゴナルの陶器を含め、中国の焼き物からの引用で造り始められたフランスの器ゆえ、洋食に限らず和の食卓でも使えることでしょう。
フランス 1870年頃
ECRITURE
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